某国立大学・阿部研究室のブログ。ビジネスのコミュニケーションのことを、週1回ぐらい書きます。
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カテゴリ:Profile
私は、元々理科系の方が向いているというか、どちらかと言えば文系より才能あるのではないかと思いつつ、文系の大学・学部に進学しました。しかし、いざ研究者の道を歩み始めて、理科系の関心を活かすべく、社会情報学やシステム論などを学びましたが、結局今やっているのは、一部を除いて非常に文系的色彩の強い分野になっています。
とは言うものの、東大出身者(学部)の人のように、元々理科系の学部にいたけれども文転しましたなんていうたいそうなものではないので、数理的な分野で競争していくにはあまりにも遠く、結局これで良かったのですが。 <追記> そういえば、二十代の後半から終わり位、公務員試験向けの専門学校でバイトをしましたが、東工大の数学専攻のOBより、数理的問題が何回か(毎回ではない)出来た記憶があります。と言っても、本物の数学では、知識が足りないので勝負になりませんが。 私はトヨタの広告が基本的にそれほど好きではありません(不自然に家族愛などを強調しているため)が、「尊敬される人は真似できるけれど、嫉妬される人は真似できない」(ウロ覚えのため正確ではありません)というコピーには感心しました。
社会学ないし心理学的に言えば、このコピーは正しくない--なぜなら自分と社会的に近い人でないと嫉妬しないので--のでしょうが、日本社会(に限らないか)のある側面を鋭く突く面があると思います。 つまり、人は往々にして、安全パイの、もっと言ってしまえば凡庸なタイプの人を素直に「尊敬」できると表明できますが、本当は嫉妬している人の事を悪く言ったりします。たとえば、一時期タレントの高田万由子がよく悪口を言われていましたが、全部とはいいませんが多くはこの種の嫉妬から生まれたものだと思います。 ところで、『カラマーゾフの兄弟3』の中で、徳の高い僧が死んだときの出来事(腐臭を発する)で卑俗な人間たちが「それ見たか事か」と鬼の首でも取ったかのようにがなり立てる様子が描かれていますが、上で述べた心の有り様と似ているかもしれません。 ここ数年、小樽商科大学での授業(「組織コミュニケーション論」)では、本人としても予想以上に良い評価・成果を得ることができました。
・平成16年度授業(夜間)では、66%の学生が「他の授業に比べて大変役に立つ」と回答しています。小樽商科大学の授業は、会計やマーケティングなど直接役に立つ知識を教えている科目が多く、その中で九割近い学生が「他の授業よりも役に立つ」(「大変役に立つ」と「役に立つ」を合わせて)という評価をしてくれました。 ・ロジカル・シンキングと併せた独自のディベートの演習では、88%の学生が「他の授業よりも役に立つ」と回答しています。(平成17年度授業より) ・プレゼンテーションの講義・演習では、73%の学生が講義を受ける前よりスキルをアップさせています。(アンケートの回答は講義に出ていない学生も含まれるので、講義を受けた学生だけをとると、73%より高い数字を残すものと推測されます。平成18年度授業より) ・ブレインストーミングに関する実験では、阿部ゼミでトレーニングを受けた学生が司会をしたグループが、そうでないグループより、1.5倍近くアイディアを多く出しました(平成17年度授業)。また、司会に対する評価も、トレーニングを受けていない司会者より二倍以上高い得点を記録しました。(平成17・18年度授業より) これからも独自の演習プログラムを開発していく予定です。これまでの調査では、むしろ社会経験のある受講者の方が評判が良いようです。今後は企業の方にも、研修の形で上記プログラムを提供していきたいと考えています。 研究室のマークとして、このブログにもある蛇が二匹向かい合っているものを作成しました。この由来は、色々あるのですが、だいたい次のようなものです。
・私が巳年の出身であるから。 ・イタリア車のアルファロメオが好きだから。 ・蛇は、商売の神様と言われるから。 ・蛇は世界的に神の化身と考えられることが多いが、阿部研究室も、愚行が続く現在の日本を何とかしないといけないと使命感を持ってやっていること。 等々。
私は、ある意味空気を読まない(時として読めない)男です。しかし不正は絶対しません。
こういう人が、大分県教育委員会や、偽証表示を行った食品会社にいたらどうなっていたでしょう? もし、こういう人物が一人なら、「お前もう少し大人になれよ。このぐらいの不正どこでもやっているんだから。」と言って先輩からまず説得されるでしょう。しかし、彼(彼女)は不正は許しませんから、結局、出世競争の主流派から外れ窓際に飛ばされ、そこで終わりとなるでしょう。 しかし、何人か、空気を(読めるけれど)時として読まない、しかし不正は絶対しない人間がいたら、その組織の不正をただして再生させる可能性があります。 つまり、今、「空気を読めない」というのが非常に悪いかのように言われていますが、時として組織内の空気を読まず、不正や愚行に立ち向かう人物が、何%かは組織に(時にとして先輩の言うことを聞かず鬱陶しいでしょうが)絶対に必要なのです。 <参考文献> 山本七平『空気の研究』
一つ前のエントリーで、ある学者たちが集まって先見力検定の提案があることを書きました。それで自分自身の先見力(のなさ?)について振り返ってみました。
まずは、妹の株の売買に関してです。 ・三菱自動車が倒産の危機にある状態の時、逆に「買い」だとアドバイスした。 →これは成功です。(妹は欲張って「もっと上がる機会があったのに」と言っていますが) ・ライブドア・ショックの二、三ヶ月前に、「あそこはきちんとしたビジネス・モデルがないから手放すべきだ」と進言した。 →これも当たりです。 ・いわゆるソニー・ショックの後、株価が低迷したソニー株を手放すべきかに関して「ソニーの底力を信頼して保有すべき」と進言。 →これも当たりです。妹から質問を受けた時(4000円程度)より、現在1.5倍程度に回復しています。 ところが、実は株に関して、自分自身はやや低調です。長期保有目的で買ったものばかりなので、結論はまだ出ていませんが、今のところ、けっこう下がりました(苦笑)。 トトも一時期ハマりました。こちらは比較的上手くいって、三ヶ月弱で、元手を1.5倍ぐらいにしました。二等を二、三回当てましたし、トトの確率的な難しさを考えると、自分で言うのも何ですが、かなり良好な数字でしょう。 まとめると、短期的な株の売買は、有名企業で情報が一般にもかなり知れ渡ってるもの以外、相当に困難だと思います。有名どころに関しては、予測不能というわけではないと思います。ただ、私に関しては、有名どころの株を分散して買うほどの資金がないのが残念です。 < 前のページ次のページ >
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